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HD-18JB

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       今日はマイギターについて 

 最近はギターにあまり執着がなくなったが、数年前までは、いい音を追求するあまり高級なギターを手に入れたくて必死になっていた時期がある。
 そもそも高級とはなにを指していっているのだろうか?だが・・・・・。
 それは、マーチンの洗練された造形美であったり、ギブソンの華奢な姿から出るドンシャリ音であったりした。それからというもの、購入する以外にも、そういった本物に出会える機会があれば、出かけていって自分で触れてその音をたしかめた。
 そんな時代を過ぎた頃、我が家には9本のギターが居ついてしまった。
 そのなかでもこのHD-18JBはかなりルックスも音も気に入っているギターである。なんといっても、マーチンロゴの下にあるヤシの木のインレイがかわいい!
 基本はD-18なのだが、サイド、バックのマホガニーはかなりきれいな縞模様で、指板はエボニーをつかっている。見た目には、28のスノウフレークスなのによく見ると18という感じだ。私はマホガニーの音が好きだ。もちろんローズウッドもハカランダも持っているが、マホガニーのきらびやかな高音がとてもいい感じなのだ。それにギターが軽いのがいい。ハカランダは000サイズでもすごく重いので、立って弾く私にはマホがいいのだ。
 このJBはシグネチャーモデルなのでもう手に入らないと思うが、多分音的には、D-18GEと変わらないと思う。D-18は1976年製をもう1本持っているがこちらはとんでもない駄作でネックは反るは、木は臭いは、音もこもっていると、いいところなしである。同じマーチンでも作り手の気合と材質によってまったく別物になってしまうのだから恐ろしい。
 そんなこんなで我が家には、2~3本のなかなか名器?と5~6本のガラクタが部屋を狭くしているのである。
by goldenhear | 2005-02-08 20:57 | 旅行
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